新刊のお知らせを申し上げます。

「アートプロデュースの冒険」 境新一 編者(著)
アマゾンでの紹介は、「ユニークなオムニバス講義、さまざまなアートの現場で活躍する経営者・クリエーター・プロデューサー・研究者らが熱く語る、刺激的な講義集」となっていますが、その中に実は私のエッセイ、「サウンド・ジャパン」も載っています。講義は若い日本の大学生に向けたものです。下、掲載された拙文「はじめに」の項から引用して、簡単な内容のご紹介を:
 
「この稿のテーマは『音』である。音と人間の関係について様々な側面から思い巡らしたことを、来日した時点から書いてみたかった。日本文化の中で培われてきた音について、日本の外から観つつ、音たちが日本文化の真髄をどのように表現しているのか、またはどのような日本音楽を織りなしてきたのか、 など考えてみた。私はこのテーマについて成城大学での3年間にわたる総合講座を振り返りな がら追ってみた。」
 
本文の小見出し:
  • はじめに
  • 耳に掃除
  • 周りの風景を「耳」で体験する
  • 初めて出会った新鮮な日本街並みの音
  • 耳で旅するー「音」は文化の真髄
  • 邦楽との出会いー命のささやきのように聞こえた尺八
  • 5つの穴から多くの<「音色」
  • わずか3本の絃で微妙な音がー三味線の「触り」が命
  • 無駄を省いた表現を生む日本音楽の原点
  • 人間は大自然の音によって組み立てられた「歌」である
ご興味のある方はアマゾンでのページを是非ご覧ください。よろしく—
 
 

クリストファー遙盟関係ニューズ

CDニューリリース

明頭来明頭打・暗頭来暗頭打

一(ひとつ)なるもの — 詩(うた)と歌と尺八

作曲:クリストファー 遙盟(尺八)と サーシャ・ボグダノヴィッチ(声&楽器)

詞:ライナー・マリア・リルケ/パブロ・ネルーダ/ジョン・ローガン/

サム・ハミル/「虚鐸伝記国字解」より

<一(ひとつ)なるもの>(Striking Light, Striking Dark)は、サーシャ・ボグダノヴィッチとクリストファー遙盟が共作した初めてのCD アルバムだ。それぞれが詩を何篇か選んで、めいめいに曲をつけた。伴奏に、サーシャは自分が集めた世界の民俗楽器コレクションからエキゾチックな楽器を加え、クリストファーも音色の幅を拡げようと、何管もの違う尺八を携えてやって来た。

タイトルは、「虚鐸伝記国字解」にある一節から採った。日本にもたらされた尺八の由来について、そのあらましを綴ったと称する江戸時代(18世紀)の書物だ。内容の中心にある文句、「明頭来明頭打、暗頭来暗頭打」は禅問答みたいなメッセージだが、直訳すると「形あるもの(明)が来れば形で、形ないもの(暗)が来れば形なしで受けとめる」とでもいう感じだろうか。つまり、二元論やあれこれの区別に惑わされるな、という啓句である。ネルーダの詩にもあるように、全ては一つ、全体は互いの一部分なのだ、と。
価格:¥2000(+郵送料)
お問い合わせ、ご注文などはクリストファー遙盟までお願いします。

SLSD Cover使用する詩はここでごらんになれます(英語のみ)。