「アートプロデュースの冒険」 境新一 編者(著)
アマゾンでの紹介は、「ユニークなオムニバス講義、さまざまなアートの現場で活躍する経営者・クリエーター・プロデューサー・研究者らが熱く語る、刺激的な講義集」となっていますが、その中に実は私のエッセイ、「サウンド・ジャパン」も載っています。講義は若い日本の大学生に向けたものです。下、掲載された拙文の「はじめに」の項から引用して、簡単な内容のご紹介を:
「この稿のテーマは『音』である。音と人間の関係について様々な側面から思い巡らしたことを、来日した時点から書いてみたかった。日本文化の中で培われてきた音について、日本の外から観つつ、音たちが日本文化の真髄をどのように表現しているのか、またはどのような日本音楽を織りなしてきたのか、 など考えてみた。私はこのテーマについて成城大学での3年間にわたる総合講座を振り返りな がら追ってみた。」
本文の小見出し:
- はじめに
- 耳に掃除
- 周りの風景を「耳」で体験する
- 初めて出会った新鮮な日本街並みの音
- 耳で旅するー「音」は文化の真髄
- 邦楽との出会いー命のささやきのように聞こえた尺八
- 5つの穴から多くの<「音色」
- わずか3本の絃で微妙な音がー三味線の「触り」が命
- 無駄を省いた表現を生む日本音楽の原点
- 人間は大自然の音によって組み立てられた「歌」である
ご興味のある方はアマゾンでのページを是非ご覧ください。よろしく—